eden TABがやってきた。 ― 2012/03/02 15:15
昨日の午前中、eden TAB がやっと届く。配送は佐川急便。
ダンボール箱に入って届くが、このダンボール箱、専用サイズのものを用意して
いた訳ではなく、平らなダンボールをカッターでいちいち切って、テープで留めて
箱にしている模様。切り口の粗いところがある。梱包自体は丁寧な方なので問題な
いけど、出荷の現場は、かなりの戦場だったんだろうね。
ダンボール箱に入って届くが、このダンボール箱、専用サイズのものを用意して
いた訳ではなく、平らなダンボールをカッターでいちいち切って、テープで留めて
箱にしている模様。切り口の粗いところがある。梱包自体は丁寧な方なので問題な
いけど、出荷の現場は、かなりの戦場だったんだろうね。

中身は、eden TABの化粧箱、一緒に発注しておいた液晶保護シート、納品書、それ
から、Mobile In Style 下社長のメッセージカード、バージョンアップの手順書、
2GBのmicroSD(pqi製だった)。このmicroSDは、オマケで付けた訳ではなく、バージ
ョンアップに必須なものだ。

eden TABの化粧箱の中身は、eden TAB本体、ACアダプター(DC5V2A出力)、充電用の
USBケーブル。

先ず、初期充電。付属のACアダプターは使わず、手持ちのものを使ってみた。
ACアダプタ ダイアテック(FILCO) PLS52USBW
USBケーブル ノーブランド Micro-USBケーブル(通信・充電切替スイッチ付き)
やはり、D+/-ショート状態の充電対応状態でないと、充電が始まらなかった。
ちなみに、eden TAB付属のACアダプターは、アダプター側でD+/-をショートさせて
いるので、付属のACアダプターを使うなら、普通のUSB-microUSBケーブルで充電で
きる。
充電が始まると、そのまま起動した。すぐ、googleアカウントの設定画面になるが
WiFi接続もしてないので、ここはスキップ。位置情報云々の設定は、そのまま次へ。
日付・時刻設定に変わるので、正しい時刻を設定する。これで立ち上がった。
ホームアプリは、「edenTABランチャー」という独自のもの。フォントは中華フォ
ントのままで「写」の字とか変だ。バージョンアップして、正しいフォントを入れ
る必要がある。
先ずは、「メニュー」→「設定」→「無線とネットワーク」→「Wi-Fi」にチェッ
クを入れて、WiFiをONにして、「Wi-Fi設定」でアクセスポイントの設定を済ませ
ておく。
では、バージョンアップしてみよう。バージョンアップ前の端末情報は…
モデル番号: edenTAB ET-701
Androidバージョン: 2.3.3
カーネルバージョン: 2.6.35.7
ビルド番号: Gingerbread.GRJ40
バージョン: 1.10b
「メニュー」→「設定」→「端末情報」→「システムアップデート」から、画面の
指示に従って、操作する。フルアップデートで、165MBのファイルをダウンロード
後に、再起動で、アップデートが行われて、とりあえず、終了したみたい。バージ
ョンアップ後の端末情報は…
モデル番号: edenTAB ET-701
Androidバージョン: 2.3.3
カーネルバージョン: 2.6.35.7
ビルド番号: Gingerbread.GRJ40
バージョン: 1.12d
フォントは日本語フォントになった。「写」も「直」もちゃんと表示される。
さて、アップデートのファイルって、どうなっているのか…と思って、ここで使っ
たmicroSDの中身を見てみた。ルートフォルダーの下に、update.zipってファイル
が出来ていて、この中身は、普通に覗ける。スクランブルとか一切掛かってない。
カーネルイメージのzImage、systemフォルダー等、丸ごと見える形でZIPで固めて
いるだけだ。これだと、カーネルイメージの差し替えとか、容易に出来ちゃう気が
する。
電源を落としてから、再度電源を入れて、すぐにボリュームダウン(-)のキーを何
度か押していると、Firmware Upgreding Processって画面になるので、うまくすれ
ば、何かできそうだ。でも、一度アップデートしちゃった後だと、バージョンのチ
ェックか他に必要な何かがあるのか、アップデートのイメージを見つけられないよ
うなメッセージが出る。この辺は、研究の余地ありかも。
さて、ここからいぢりまわす。かなりマニアックに操作するので、「普通」に使い
たい人には参考にはならん…とは思うが(笑)。
先ず、ホームアプリを切り替える。edenTABランチャーでは、いろいろ不都合なの
で、愛用している「LauncherPro」をインストールする。googleの検索から以下の
キーワードを入力して、検索。
LauncherPro APK download
これで、以下のWebサイトを開く。
LauncherPro
ここに最新版のAPKがあるので、ダウンロードしてインストールする(現時点では、
「v.0.8.6 now available!」から、APKのあるページに飛ぶので、そこでAKPファイ
ルをダウンロードすれば、インストールまで行ける)。
LauncherProがインストールできたら、「ホーム」をダブルタップして、「アプリ
ケーションを選択」で「常にこの操作で使用する」にチェックを入れてから、
LauncherProを選択すれば、ホームアプリが切り替わる。ここまでくれば、後は、
普通のAndroid端末だ。他のホームアプリが使いたいなら、自力で探してみて欲しい。
ここで、標準のマーケットが表に出てくるので、起動してみよう。googleのアカウ
ントを登録して、設定を終えれば、見慣れたマーケットの画面が出てくる。一度、
古いマーケットの画面で起動されるが、すぐに最新版に入れ替わる。
ところで、気になったのは、ソフト搭載モデルでもないのに、Kingsoftのオフィス
ソフト、セキュリティソフト、オンラインストレージアプリが入っている。これっ
て、普通に使えるのか、試用期間があるのか、全然分からない。でも、マーケット
が使えるようになって分かった。これらは試用版で、インストール後7日間使える
みたいだ。ちゃんと使いたいなら金をくれ…って事みたい。\2,980らしい。う~、
高い、いらねぇ!
さて、アプリをあれこれインストールして…と思うけど、ここからが厄介だ。edenTAB
は、Google側で認証されてないデバイス。この影響で、マーケットから検索しても
出てこないアプリがある。ツイッターのクライアント「twicca」とか引っ掛からな
い。どうしても、build.propのfingerprintの偽装をしないとならなくなる。これ
には、root権限が必要になる。root取りしなくては、何もできないって事だ。
ここからは自己責任の世界に突入だ。失敗しても、保証はない! 返品も不可になる。
それでもOKな場合のみ、ここから先に行ってみよう。
では、root取り、行ってみよう!!
先ず、どんな脆弱性を突くのか…。なんか、これ↓で取れたって人が居たので調べ
てみる。Xperia pro/mini proでお世話になったツールだ。
[04/Jan][ROOTING/UNROOTING] Xperia 2011 Easy Rooting Toolkit [v4.0](zergRush Exploit)
PCから繋いで、adb経由でrootを取るツールだ。でも、肝心のadb接続用のデバイス
ドライバーが無い。Android SDKに入っているadb接続用デバイスドライバーのinf
ファイルをあれこれ修正してみたが、うまく認識してくれない。zergRushのバイナ
リーを抜き出して、eden TABに持って行って動かしてみたが、いろいろ引っ掛かっ
て動かない。だめだぁ、これじゃ。
※追記 adb接続用デバイスドライバーのinfファイルの件は、ミスっていた原因が分かった。
adb接続とかは、後日まとめる予定。
…で、物は試しにと思って、以前に使ったことのあったGingerBreakを試してみる。
あちゃ、簡単にrootが取れてしまった。初めから、これでやればよかったぁ。
完全にeden TABだけでrootが取れるので、やり方だけ書いておく。
1) googl検索から「GingerBreak」で検索。
2) 多分、先頭の方で、forum.xda-developers.comのページが出てくるので、そこ
を開く。
3) ここから、GingerBreak-v1.20.apkをダウンロードして、インストールする。
4) インストール完了のメッセージが出たら、そのまま「開く」でGingerBreakを起
動。SDカードを入れて、USB debuggingをイネーブルにしろって出るが、その
ままOKする。
5) 「Root device」をタッチして、後は、リブートして立ち上がるまでじっと我慢
して待つ。再起動すれば、成功!
rootが取れると、あれこれできることが出てくるが、それは、別の機会に。
とりあえず、ここまで。
eden TABのシステム書き換えに関する技術情報 ― 2012/03/05 08:37
いろいろ検証していたりして、手間取ってしまったが、eden TABのシステム書き換えの
手順をまとめてみた。
これが、カスタムROMや、カーネル差し替えへの第一歩となるだろう。カスタムROMの
自作とかにチャレンジしてくれる猛者が、日本でも登場してくれることを祈りつつ…
では、いってみよう!
※警告!
以下の操作は、eden TABのシステムを書き替えてしまう操作なので、失敗した場合、
二度とeden TABが使えなくなる可能性がある(文鎮化とも言う)。その事を承知の上で
操作して欲しい。どの様な事が起きても、当方では一切の責任は持たないので、すべ
て自己責任で対処すること。Linuxの知識の無い方は、絶対に手を出さない事。
まぁ、ゼムクリップをのばしておけば、結構救えることもあるけどね…(リセット
の為のあの小さな穴は、結構役に立つ)。
以下、2012/03/04時点での最新のソフトウェア(バージョン:1.12d)で、バージョン
アップ済みであることが前提。
ホームアプリは、あのなんとも厄介な「edenTABランチャー」ではなく、さっさと
別の普通なホームアプリを入れて、標準マーケットを表に出しておこう。
GingerBreak-v1.20.apk等でrootを取得後、標準マーケットから「BusyBox」をイン
ストールして実行し、最新版のBusyBoxを/system/xbinにインストールしておくこと。
以下の作業は、すべて、端末エミュレーターで行うので、標準マーケットから
「Android Terminal Emulator」もインストールすること。
充電を十分に行っておいて、ACアダプタは接続したままにする。microSDは、必ず
セットしておくこと。
1) システムイメージファイル update.zip の入手
購入時に、ソフトウェアバージョンが1.10b等で古かった場合は、バージョンアップ
の指示書が同梱されていて、microSDを使って、バージョンアップをおこなったはず
なので、そのmicroSDのルートフォルダーに「update.zip」が残っている。これが、
最新バージョンの本体システムのソフトウエアとなる。
もし、このファイルを消してしまっている場合や、入手時に、既に最新のソフトウェ
アとなっていた場合は、以下の手順で、最新版のupdate.zipが入手できる。
端末エミュレータを起動して、以下のコマンドを実行。
$ su
# mount -o remount,rw /dev/block/mmcblk0p2 /system
# cd /system
# cp build.prop build.prop.org
続いて、viコマンドでbuild.propを開いて、以下の行を修正する。
ro.build.version.incremental=1.12d
↓
ro.build.version.incremental=1.10b
こんな感じでやればいい…
# vi build.prop
ここで、以下のキー操作…
/1.12d ←ここで「リターン」
:s/2d/0b/ ←ここで「リターン」
:wq ←ここで「リターン」
書き換えが終わったら、以下のコマンドで端末をリブートする。
# reboot
eden TABが立ち上がったら、「設定」→「端末情報」→「システムアップデート」
を開く。なぜか、「現在のバージョン」が「1.12a」となる。深い事は考えずに、
「フルアップデート」が選択されているのを確認して「システムアップデートを実行」
をタップ。これで、165MBのアップデートファイルのダウンロードが始まる。ダウ
ンロードが終了したら、システムを再起動するか確認してくるので、「キャンセル」
をタップして、「戻る」キー3度押しで設定から抜ける。これで、update.zipが
手に入った。
このまま、システムの書き換えを行わないなら、build.propは元に戻しておこう。
端末エミュレーターを起動して、以下のコマンドを実行。
$ su
# mount -o remount,rw /dev/block/mmcblk0p2 /system
# cd /system
# cp build.prop.org build.prop
# reboot
リブートして、再起動すれば、OK。
2) update.zip の中身の確認
microSDのルートフォルダーにあるupdate.zipは、単純なZIP形式なので、PCに持
って行って、update.zipを展開してみると、中身が確認できる。
カーネルイメージは「zImage」、/system配下は「素」のまま入っている。簡単
なカスタムROMイメージを作るなら、「system」フォルダーの中をあれこれ触って
から、ZIPに固め直すだけでも良いだろう。いろいろ、研究してみる価値はあるだ
ろう。
3) update.zipによるシステムの書き換え
update.zipをルートフォルダーに入れたmicroSDをeden TABにセットする。
十分に充電をしてから、ACアダプターを外して、一度電源を切っておこう。電源
キー長押し→「電源を切る」だ。ACアダプターが接続されていると、勝手に再起
動してしまうので、要注意。
つづいて、音量キーのアップ側(電源キー側)を押しながら、電源キー長押しで、
電源を入れる。そうすると、「PD368 Maintenance MENU」が表示されて、以下の
項目が出てくる。
1. Factory Data Reset
2. FTM
3. Fastboot
4. Force Charge
5. Recovery Mode
6. Exit
手順をまとめてみた。
これが、カスタムROMや、カーネル差し替えへの第一歩となるだろう。カスタムROMの
自作とかにチャレンジしてくれる猛者が、日本でも登場してくれることを祈りつつ…
では、いってみよう!
※警告!
以下の操作は、eden TABのシステムを書き替えてしまう操作なので、失敗した場合、
二度とeden TABが使えなくなる可能性がある(文鎮化とも言う)。その事を承知の上で
操作して欲しい。どの様な事が起きても、当方では一切の責任は持たないので、すべ
て自己責任で対処すること。Linuxの知識の無い方は、絶対に手を出さない事。
まぁ、ゼムクリップをのばしておけば、結構救えることもあるけどね…(リセット
の為のあの小さな穴は、結構役に立つ)。
以下、2012/03/04時点での最新のソフトウェア(バージョン:1.12d)で、バージョン
アップ済みであることが前提。
ホームアプリは、あのなんとも厄介な「edenTABランチャー」ではなく、さっさと
別の普通なホームアプリを入れて、標準マーケットを表に出しておこう。
GingerBreak-v1.20.apk等でrootを取得後、標準マーケットから「BusyBox」をイン
ストールして実行し、最新版のBusyBoxを/system/xbinにインストールしておくこと。
以下の作業は、すべて、端末エミュレーターで行うので、標準マーケットから
「Android Terminal Emulator」もインストールすること。
充電を十分に行っておいて、ACアダプタは接続したままにする。microSDは、必ず
セットしておくこと。
1) システムイメージファイル update.zip の入手
購入時に、ソフトウェアバージョンが1.10b等で古かった場合は、バージョンアップ
の指示書が同梱されていて、microSDを使って、バージョンアップをおこなったはず
なので、そのmicroSDのルートフォルダーに「update.zip」が残っている。これが、
最新バージョンの本体システムのソフトウエアとなる。
もし、このファイルを消してしまっている場合や、入手時に、既に最新のソフトウェ
アとなっていた場合は、以下の手順で、最新版のupdate.zipが入手できる。
端末エミュレータを起動して、以下のコマンドを実行。
$ su
# mount -o remount,rw /dev/block/mmcblk0p2 /system
# cd /system
# cp build.prop build.prop.org
続いて、viコマンドでbuild.propを開いて、以下の行を修正する。
ro.build.version.incremental=1.12d
↓
ro.build.version.incremental=1.10b
こんな感じでやればいい…
# vi build.prop
ここで、以下のキー操作…
/1.12d ←ここで「リターン」
:s/2d/0b/ ←ここで「リターン」
:wq ←ここで「リターン」
書き換えが終わったら、以下のコマンドで端末をリブートする。
# reboot
eden TABが立ち上がったら、「設定」→「端末情報」→「システムアップデート」
を開く。なぜか、「現在のバージョン」が「1.12a」となる。深い事は考えずに、
「フルアップデート」が選択されているのを確認して「システムアップデートを実行」
をタップ。これで、165MBのアップデートファイルのダウンロードが始まる。ダウ
ンロードが終了したら、システムを再起動するか確認してくるので、「キャンセル」
をタップして、「戻る」キー3度押しで設定から抜ける。これで、update.zipが
手に入った。
このまま、システムの書き換えを行わないなら、build.propは元に戻しておこう。
端末エミュレーターを起動して、以下のコマンドを実行。
$ su
# mount -o remount,rw /dev/block/mmcblk0p2 /system
# cd /system
# cp build.prop.org build.prop
# reboot
リブートして、再起動すれば、OK。
2) update.zip の中身の確認
microSDのルートフォルダーにあるupdate.zipは、単純なZIP形式なので、PCに持
って行って、update.zipを展開してみると、中身が確認できる。
カーネルイメージは「zImage」、/system配下は「素」のまま入っている。簡単
なカスタムROMイメージを作るなら、「system」フォルダーの中をあれこれ触って
から、ZIPに固め直すだけでも良いだろう。いろいろ、研究してみる価値はあるだ
ろう。
3) update.zipによるシステムの書き換え
update.zipをルートフォルダーに入れたmicroSDをeden TABにセットする。
十分に充電をしてから、ACアダプターを外して、一度電源を切っておこう。電源
キー長押し→「電源を切る」だ。ACアダプターが接続されていると、勝手に再起
動してしまうので、要注意。
つづいて、音量キーのアップ側(電源キー側)を押しながら、電源キー長押しで、
電源を入れる。そうすると、「PD368 Maintenance MENU」が表示されて、以下の
項目が出てくる。
1. Factory Data Reset
2. FTM
3. Fastboot
4. Force Charge
5. Recovery Mode
6. Exit

音量キーのアップ側で「項目選択」、ダウン側で「実行」。変なところに入って
しまったら、のばしたゼムクリップをリセットの穴に突っ込んで、リセットする
事。
ここで、「5. Recovery Mode」を選んで実行すると、「Android system recovery」
の画面に移行する。今度は、以下の項目が出る。
reboot system now
apply update from sdcard
wipe data/factory reset
wipe cache partition

ここでは、音量キーのアップ・ダウンで「項目選択」、電源キーで「実行」とな
る。先ほどと違うので注意が必要だ。
目的のシステム書き換えは「apply update from sdcard」なので、音量キーでこ
れを選んで、電源キーを押す。書き換えイメージのファイルを選ぶ画面に切り替
わる。音量キーで、「update.zip」を選んで、電源キーで「実行」すると、シス
テムの書き換えが始まる。


「Install form sdcard complete.」と出れば、書き換え終了。その後は、上記の
項目の「reboot system now」を選んで実行すると、再起動されて、書き変わった
イメージで立ち上がる。
以上で、書き換えは終了する。/dataの下は書き換わらないので、書き換え前にイ
ンストールしてあったアプリの実行イメージが/data側に残っていれば、そのアプリ
は、そのまま使えるが、/system/app側は消されているので、自分で入れたアプリは
基本的には入れ直しになる。rootも取り直しになる。
いろいろカスタマイズしてしまって、システムを初期状態に戻したい時にも、これ
が利用できるので、update.zipは、どこかに保存しておくと、後々、何かと便利に
なるだろう。
以上だ。
eden TABでは、Playストア(マーケット)で表示されないアプリがいくつもある問題 ― 2012/03/12 17:22
※「Android マーケット」が「Google Playストア」に変更され、2012/03/07から、
OTAでの更新が始まっている。ここでは、「マーケット」と表記している部分も
あるが、Playストアと同意であるものとして見て欲しい。
eden TABは、Android マーケットがしっかり入っているが、残念な事に、検索して
も出てこないアプリがたくさんある。これは、Playストア(Androidマーケット)の
システム側でマーケットフィルタが動いていて、検索を掛けても、表示前にこのフ
ィルタで条件を満たさないアプリは見えないようにしているからだ。どういう条件
でフィルタリングされるかは、以下のサイトでも読めば分かるだろう。
ソフトウェア技術ドキュメントを勝手に翻訳/3. マーケットフィルタ
このフィルタリングを回避するには、どうしたら良いだろうか。
通信キャリアの偽称は、以下のようなアプリ(要rooted)で可能だ。
Market Unlocker
MarketEnabler
これは、国別や地域別または特定キャリアでのみ配信されるサービスを利用する場
合に必要となる。普通にPlayストア(マーケット)から検索してインストールできる
ので、必要に応じて試してみると良いだろう。
Novo7 Adv マーケットにフルアクセスする方法
eden TABにはGoogleMapAPIに関するファイルは既に入っているので、ハードウェア
情報のファイルと端末名の偽称だけ行えばよい。
先ず、ハードウエア全部入り情報のファイルを入手する。
ファイル名は「handheld_core_hardware.xml」で、以下からダウンロードできる。
Giga-Byte ≫ FROYO-QRD-GB-DSDS-7225
camera …カメラ
location …位置情報用センサー、多分、GPSとかだと思う
location.network …ネットワークから位置情報を取得できるもの(WiFiや3G回線)
compass …磁気センサー、地磁気で方位が分かるもの、電子コンパス
accelerometer …加速度センサー、重力の方向が分かるもの
bluetooth …bluetoothの通信モジュール
touchscreen …タッチセンサー、画面をタッチした位置が分かるもの
microphone …マイク、音声を拾えるもの
これだけだと、まだ、なんか足りないみたい。以下も必要らしい。
andriod.hardware.camera.autofocus.xml
andriod.hardware.location.xml
andriod.hardware.sensor.accelerometer.xml
andriod.hardware.sensor.light.xml
andriod.hardware.telephony.gsm.xml
andriod.hardware.touchscreen.multitouch.xml
andriod.hardware.wifi.xml
features.xml
platform.xml
情報源は、Market Access。
ここで、system_etc_permission_A8X.rar をダウンロードすれば、必要なファイルは
手に入る。これらのファイルの中身を調べてみたら、handheld_core_hardware.xmlへ
マージしても問題無さそうなので、各ファイルの<feature name="~" />の行を抜き
続いて、端末名の偽称だが、できればハードウェア構成が近いもので、Androidの
バージョンが同じものが良い。でも、なかなか、条件の合うものがない。必要な情
報は、/system/build.proの内容なのだ。いろいろ探してみたら「2.3.3」の内容を
晒してくれているサイトを発見。
これを参考にさせてもらう。以下の部分だけで大丈夫そうだ。
ro.build.fingerprint=docomo/SO-01C_1246-7916/SO-01C:2.3.3/3.0.1.F.0.126/gS_P:user/release-keys
eden TABのbuild.propのro.build.fingerprintの行をこれで置き換えればよい。
これで、必要なものは揃ったので、後は、eden TAB上でごにょごにょと操作して、
Playストアをフルストア化してみた。とりあえず、いろいろなアプリが出てくるよ
うになったので、成功と見て良いだろう。
実際の操作と必要なツールは以下に置いた。eden TABのソフトウェアバージョン
「1.12d」と「1.13c(現時点で最新)」の両方で動作確認済みであるが、できるだけ
最新バージョンに上げてから使ってみて欲しい。
※警告 以下の手順は、必ず厳守すること。特に、BusyBoxの導入を手順通りに
行わないと確実に文鎮化するので、要注意!
もし、文鎮化した場合は、update.zipによるシステムの書き換えで復活させる
事が可能なので、事前にupdate.zipを保存しておく事。詳細はこちらを参照。
現時点で最新(1.19b)のupdate.zipは、ここ(公式)から直接ダウンロードする
こともできる(ダウンロード後にupdate.zipにリネームする事)。
(2012/06/27修正)
「Playストア」で検索しても表示されないアプリがある問題を解消する手順
「eden TAB フルPlayストア化ツール」
さぁ、これで、eden TABが「至福の板」に化けてくれれば幸いだ。
OTAでの更新が始まっている。ここでは、「マーケット」と表記している部分も
あるが、Playストアと同意であるものとして見て欲しい。
eden TABは、Android マーケットがしっかり入っているが、残念な事に、検索して
も出てこないアプリがたくさんある。これは、Playストア(Androidマーケット)の
システム側でマーケットフィルタが動いていて、検索を掛けても、表示前にこのフ
ィルタで条件を満たさないアプリは見えないようにしているからだ。どういう条件
でフィルタリングされるかは、以下のサイトでも読めば分かるだろう。
ソフトウェア技術ドキュメントを勝手に翻訳/3. マーケットフィルタ
このフィルタリングを回避するには、どうしたら良いだろうか。
Playストア(Androidマーケット)のシステム側では、端末の機種やハードウェア構成、
通信のキャリア(どこのSIMで通信しているか)を読み取って、フィルタの動作を決め
ている。
まぁ、手っ取り早い話、どこかのキャリアの端末に偽装しちゃえば、フィルタの条件
を変えられるって訳だ。
通信のキャリア(どこのSIMで通信しているか)を読み取って、フィルタの動作を決め
ている。
まぁ、手っ取り早い話、どこかのキャリアの端末に偽装しちゃえば、フィルタの条件
を変えられるって訳だ。
通信キャリアの偽称は、以下のようなアプリ(要rooted)で可能だ。
Market Unlocker
MarketEnabler
これは、国別や地域別または特定キャリアでのみ配信されるサービスを利用する場
合に必要となる。普通にPlayストア(マーケット)から検索してインストールできる
ので、必要に応じて試してみると良いだろう。
では、機種の偽称はどうするか…。偽称には、使用できるハードウエアを記載する
情報ファイルの設定と、機種名の偽称操作が必要で、中華端末でよく行われるフル
マーケット化を行うことになる。以下のサイトが参考になる。
情報ファイルの設定と、機種名の偽称操作が必要で、中華端末でよく行われるフル
マーケット化を行うことになる。以下のサイトが参考になる。
Novo7 Adv マーケットにフルアクセスする方法
eden TABにはGoogleMapAPIに関するファイルは既に入っているので、ハードウェア
情報のファイルと端末名の偽称だけ行えばよい。
先ず、ハードウエア全部入り情報のファイルを入手する。
ファイル名は「handheld_core_hardware.xml」で、以下からダウンロードできる。
Giga-Byte ≫ FROYO-QRD-GB-DSDS-7225
これを使えば、以下のハードウェア関連を使用する事を条件にしているアプリが見える
ようになるはずだ。
ようになるはずだ。
camera …カメラ
location …位置情報用センサー、多分、GPSとかだと思う
location.network …ネットワークから位置情報を取得できるもの(WiFiや3G回線)
compass …磁気センサー、地磁気で方位が分かるもの、電子コンパス
accelerometer …加速度センサー、重力の方向が分かるもの
bluetooth …bluetoothの通信モジュール
touchscreen …タッチセンサー、画面をタッチした位置が分かるもの
microphone …マイク、音声を拾えるもの
これだけだと、まだ、なんか足りないみたい。以下も必要らしい。
andriod.hardware.camera.autofocus.xml
andriod.hardware.location.xml
andriod.hardware.sensor.accelerometer.xml
andriod.hardware.sensor.light.xml
andriod.hardware.telephony.gsm.xml
andriod.hardware.touchscreen.multitouch.xml
andriod.hardware.wifi.xml
features.xml
platform.xml
情報源は、Market Access。
ここで、system_etc_permission_A8X.rar をダウンロードすれば、必要なファイルは
手に入る。これらのファイルの中身を調べてみたら、handheld_core_hardware.xmlへ
マージしても問題無さそうなので、各ファイルの<feature name="~" />の行を抜き
出してhandheld_core_hardware.xmlに突っ込んでみる。eden TABに既に入っている
情報と重なる部分がかなりあるが、重複は気にしないで良いみたい。これで、やっと、
ハードウェア全部入り情報のファイルが完成だ。情報と重なる部分がかなりあるが、重複は気にしないで良いみたい。これで、やっと、
続いて、端末名の偽称だが、できればハードウェア構成が近いもので、Androidの
バージョンが同じものが良い。でも、なかなか、条件の合うものがない。必要な情
報は、/system/build.proの内容なのだ。いろいろ探してみたら「2.3.3」の内容を
晒してくれているサイトを発見。
これを参考にさせてもらう。以下の部分だけで大丈夫そうだ。
ro.build.fingerprint=docomo/SO-01C_1246-7916/SO-01C:2.3.3/3.0.1.F.0.126/gS_P:user/release-keys
eden TABのbuild.propのro.build.fingerprintの行をこれで置き換えればよい。
これで、必要なものは揃ったので、後は、eden TAB上でごにょごにょと操作して、
Playストアをフルストア化してみた。とりあえず、いろいろなアプリが出てくるよ
うになったので、成功と見て良いだろう。
実際の操作と必要なツールは以下に置いた。eden TABのソフトウェアバージョン
「1.12d」と「1.13c(現時点で最新)」の両方で動作確認済みであるが、できるだけ
最新バージョンに上げてから使ってみて欲しい。
※警告 以下の手順は、必ず厳守すること。特に、BusyBoxの導入を手順通りに
行わないと確実に文鎮化するので、要注意!
もし、文鎮化した場合は、update.zipによるシステムの書き換えで復活させる
事が可能なので、事前にupdate.zipを保存しておく事。詳細はこちらを参照。
現時点で最新(1.19b)のupdate.zipは、ここ(公式)から直接ダウンロードする
こともできる(ダウンロード後にupdate.zipにリネームする事)。
(2012/06/27修正)
「eden TAB フルPlayストア化ツール」
さぁ、これで、eden TABが「至福の板」に化けてくれれば幸いだ。
※これでも、まだ表示されないアプリがある。OpenGLを使用しているものがダメ
な模様。それらを表示したい場合、build.propの最終行あたりに
ro.opengles.version=131072
を追加すれは良いとの情報あり。ただし、それらのアプリが正常に動くかは不明。
(2012/06/09加筆)
な模様。それらを表示したい場合、build.propの最終行あたりに
ro.opengles.version=131072
を追加すれは良いとの情報あり。ただし、それらのアプリが正常に動くかは不明。
(2012/06/09加筆)
Luaridaにショートカット機能が実装された ― 2012/03/21 06:16
Luarida は、Android単体でプログラミングするためのスクリプト言語だ。
Android上で、ちょっとした機能が欲しいが、適当なアプリが見つからない…とか、
簡単なアプリを自作したいが、PC上で開発環境を整えて、あれこれしてプログラム
するのは面倒だ…とかって場面が結構あるんだけど、Android単体でちょこちょこ
プログラムできてしまうのは、すごく便利だ。
でも、Luaridaは、自作したプログラムを実行させるのが、ちょっと面倒だった。
Android上で、ちょっとした機能が欲しいが、適当なアプリが見つからない…とか、
簡単なアプリを自作したいが、PC上で開発環境を整えて、あれこれしてプログラム
するのは面倒だ…とかって場面が結構あるんだけど、Android単体でちょこちょこ
プログラムできてしまうのは、すごく便利だ。
でも、Luaridaは、自作したプログラムを実行させるのが、ちょっと面倒だった。
自作したプログラムを、ホーム画面に置いたアイコンから直接起動できれば、
普通のアプリ並みに簡単に使える。これ、Ruby(Ruboto IRB)では、ショートカット
って形で、既に実現されている。そこで、作者さんにお願いしてみたところ、なんと、
ショートカットの機能を実現してくださった。大感激だ!
これで、LuaとRubyは、Android端末上で自在にプログラム可能になった。Luaの方
は、まだ言語仕様を良く理解できてないので、いろいろ勉強しないといけないが、
なかなか面白い言語だ。さて、スクリプト言語を使うとなると、やっぱ、外付けの
キーボードとか必須だよなぁ。Xpria proの内蔵キーボードはなかなか便利だけど、
やっぱり、大量にテキストを打ち込むのには、ちょっと不向きだ。eden TABは、
広い画面でいろいろと便利だけど、BluetoothのHIDプロファイルが未実装なので、
外付けキーボードが、素のままでは使えない。
とりあえず、Bluetooth Keyboard Easyconnect(要rooted)で、キーボードが
繋がるのは確認できた。でも、キーマップが変だ。デフォルトで用意されている
QWERTYキーボードのキーマップ情報と、自分の手持ちのキーボードで若干の
差異があって、記号類でキートップと異なる文字になったり、入力できない記号
があったりする。キーボードの種別毎にキーマップ情報を貼り付ける方法は
なんとか調べ終わった。後は気合と根性でキーマップの定義用のファイルを
作ればいい。でも、キーひとつずつキーコードを調べていくのが、結構面倒
なんだよなぁ…。それに、手元にない機種のキーボードだと対応できない。
さて、どうするかなぁ。あれこれ、思案中。
そうそう、Bluetooth Keyboard Easyconnectで、うまくキーボードが認識されない
って方を良く見かけるが、キーボードとのペアリング完了後に、一度、Bluetoothの
OFF→ONをして(これによって、Easyconnectの方が再起動される)みて欲しい。
面白いように、良く繋がるようになる。最初、これに気付かずに、大ハマリして
しまった ^^;
…と思っていたら、eden TABでBluetooth Keyboard Easyconnect使っていたら、
キーボードと繋がらなくなってしまった。いろいろやってみたが、どうもうまく
いかない。原因を調査中。
普通のアプリ並みに簡単に使える。これ、Ruby(Ruboto IRB)では、ショートカット
って形で、既に実現されている。そこで、作者さんにお願いしてみたところ、なんと、
ショートカットの機能を実現してくださった。大感激だ!
これで、LuaとRubyは、Android端末上で自在にプログラム可能になった。Luaの方
は、まだ言語仕様を良く理解できてないので、いろいろ勉強しないといけないが、
なかなか面白い言語だ。さて、スクリプト言語を使うとなると、やっぱ、外付けの
キーボードとか必須だよなぁ。Xpria proの内蔵キーボードはなかなか便利だけど、
やっぱり、大量にテキストを打ち込むのには、ちょっと不向きだ。eden TABは、
広い画面でいろいろと便利だけど、BluetoothのHIDプロファイルが未実装なので、
外付けキーボードが、素のままでは使えない。
とりあえず、Bluetooth Keyboard Easyconnect(要rooted)で、キーボードが
繋がるのは確認できた。でも、キーマップが変だ。デフォルトで用意されている
QWERTYキーボードのキーマップ情報と、自分の手持ちのキーボードで若干の
差異があって、記号類でキートップと異なる文字になったり、入力できない記号
があったりする。キーボードの種別毎にキーマップ情報を貼り付ける方法は
なんとか調べ終わった。後は気合と根性でキーマップの定義用のファイルを
作ればいい。でも、キーひとつずつキーコードを調べていくのが、結構面倒
なんだよなぁ…。それに、手元にない機種のキーボードだと対応できない。
さて、どうするかなぁ。あれこれ、思案中。
そうそう、Bluetooth Keyboard Easyconnectで、うまくキーボードが認識されない
って方を良く見かけるが、キーボードとのペアリング完了後に、一度、Bluetoothの
OFF→ONをして(これによって、Easyconnectの方が再起動される)みて欲しい。
面白いように、良く繋がるようになる。最初、これに気付かずに、大ハマリして
しまった ^^;
…と思っていたら、eden TABでBluetooth Keyboard Easyconnect使っていたら、
キーボードと繋がらなくなってしまった。いろいろやってみたが、どうもうまく
いかない。原因を調査中。
最近のコメント