Xperia pro/mini proで日本語と絵文字のフォントを導入する ― 2012/01/29 14:01
Xperia pro/mini proは、そのままでも日本語表示はできるが、漢字フォントのデ
ザインが中華圏のものとなっていて、日本人にはかなり違和感がある。ちゃんとし
た日本語の漢字フォントを導入してしまおう。ついでに、ケータイ絵文字のフォン
トも導入しておくと何かと便利。
この作業は、要rootedなので、事前にrootを取っておくこと。busyboxも必ず導入
しておくこと(busyboxは/system/xbinにリンクを展開しておくこと)。
主な作業は、Windows PCで行っているので、他の環境で行う場合は、独自に対応し
て欲しい。特定のフォントを使って説明しているが、他に好みのフォントがある場
合は、フォント名を読み替えて、同様にやってみると良いだろう。
※注意事項
以下、すべて自己責任で行うこと。端末が動作しなくなったり、何らかの動作不
良となった場合でも、一切の保証は行わないので、そのことを了承した上で操作
する事。
※Xperia pro/mini proでは、DroidSansFallback.ttfにCJK(中華圏、日本、韓国)
フォントが入っている。絵文字フォントを使うためにDroidSansFallback.ttfを
絵文字フォントで入れ替えると、中華漢字やハングルが表示できなくなってしま
う。絵文字フォントは、DroidSansJapanese.ttf側にマージした方が良い。以下、
マージの手順も含めて説明する。
使用するフォント:
以下の2つのフォントを使用する。
(1) Migu 1M
このフォントの特徴は…
・テキストエディタで利用しやすい「等幅フォント」である。
・半濁点(゜)を大きくしていて、濁点(゛)と判別しやすい。
・漢数字の「一」と長音記号「ー」の字形の差がしっかりしている。
(2) 絵文字結合済みフォント Helvetica
これは、絵文字入りフォント。アニメーションなしで白黒表示になるが、絵文
字が表示できるので、ケータイ向けWebサイトの表示やケータイメールを受け
た時等で便利。
フォントの入手先:
(1) Migu 1M
M+とIPAの合成フォント
http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/
ここの「DOWNLOAD」より、以下の「Migu 1M」のZIPファイルをダウンロードす
る。
migu-1m-20111002.zip (2012/01/23現在の最新ファイル)
これを展開して「migu-1m-regular.ttf」を取り出す。
(2) 絵文字結合済みフォント Helvetica
iPhoneにも絵文字を!
http://cova.sakura.ne.jp/sb/
ここの「絵文字結合済みフォント(emoji_font.zip)」をダウンロードする。
これを展開して「Helvetica.ttf」を取り出す。
フォントマージツール:
fontforge というツールを使用する。以下から入手してインストールしておく。
http://www.geocities.jp/meir000/fontforge/
フォントのマージ:
1)フォントファイルを開く
fontforgeでHelvetica.ttfとmigu-1m-regular.ttfを開く。
fontforgeを起動すると、「フォントを開く」の画面になるので、ファイルを
選択してHelvetica.ttfを開く。
続いて、[ファイル]→[開く]で、また「フォントを開く」の画面になるので、
migu-1m-regular.ttfを開く。
これで、2つのフォントが同時に開いた状態になる。
2)フォントのサイズ調整
それぞれのフォントの定義サイズが異なるので、そのままマージすると表示し
た時に、絵文字のサイズだけ異常になる。両方のフォント情報を確認して、サ
イズ調整を行う。フォント情報は、[エレメント]→[フォント情報]で確認でき
る。ここの[一般情報]を見て、Helvetica.ttfのサイズをmigu-1m-regular.ttf
に合わせて調整しよう。
具体的には、Helvetica.ttfの[エレメント]→[フォント情報]で、[一般情報]
を表示して、以下の項目を変更する。
[高さ] 1638 → 860
[深さ] 410 → 140
[下線の位置] -105 → -100
[Height] 101 → 50
以上の変更をしたら、[OK]で、フォント全体のグリフの変形(サイズ変更)が始
まるので、終了するまで待つ。
3)絵文字のグリフをmigu-1m-regular.ttfへコピー
Helvetica.ttfの57345文字目(U+E001)から57434文字目(U+E05A)を選択してコ
ピー(Ctrl+C)する。
migu-1m-regular.ttfの57345文字目を選択して貼り付ける(Ctrl + V)。これで
57434文字目(U+E05A)まで絵文字が入る。
同様に、下記の範囲の絵文字をすべてコピーして貼り付ける。
57345(U+E001) ~ 57434(U+E05A) (これは、上記の説明で示した領域)
57601(U+E101) ~ 57690(U+E15A)
57857(U+E201) ~ 57939(U+E253)
58113(U+E301) ~ 58189(U+E34D)
58369(U+E401) ~ 58444(U+E44C)
58625(U+E501) ~ 58679(U+E537)
58942(U+E63E) ~ 59223(U+E757)
63743(U+F8FF)
これで、絵文字のマージが終わったので、マージしたフォントをファイルに
出力する。migu-1m-regular.ttf側で、[ファイル] → [フォントを出力]で
フォントファイルの名前を「DroidSansJapanese.ttf」、フォントタイプは
「TrueType」で[ビットマップフォント無し」として、「保存」する。警告メ
ッセージやエラーメッセージが出るが気にせず続行して最終的に「保存」す
れば良い。
最後に、fontforgeを終了させる。[ファイル]→[終了]で、[保存しない]を
選択して終了させる。
以上で、絵文字がマージされたフォントファイルDroidSansJapanese.ttfが完
成。
入れ替えの準備:
以下の内容のファイルをテキストエディタで作成しておく(改行コードはLFのみ
とすること)。
ファイル名: cpfonts.sh
このファイルは、ここからダウンロードできるようにしておいた。
内容: (行頭の#や$も意味があるので、略さず入れる事)
===
#!/system/bin/sh
bin=/system/bin
bbx=/system/xbin
$bin/mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock0 /system
echo "-- Copy DroidSansJapanese.ttf."
$bbx/cp /sdcard/fonts/DroidSansJapanese.ttf /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf
$bin/chmod 644 /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf
$bin/chown root.root /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf
if [ -e /system/fonts/DroidSansSemcCJK.ttf ]; then
echo "** Rename DroidSansSemcCJK.ttf to DroidSansSemcCJK.ttf.sv."
$bin/mv /system/fonts/DroidSansSemcCJK.ttf /system/fonts/DroidSansSemcCJK.ttf.sv
fi
# reboot
===
端末側のmicroSDカードを取り出して、PC側に入れる。
microSDカードに「fonts」フォルダーを作成する。
以上で作成した2つのファイル「DroidSansJapanese.ttf、cpfonts.sh」を
microSDカードのfontsフォルダーにコピーする。
microSDカードをPCから取り出して、端末側に戻す。
※上記のcpfonts.shで、DroidSansSemcCJK.ttfをリネームしている。これは以下
の理由からである。
・DroidSansSemcCJK.ttfには、DroidSansFallback.ttfに入っていない中華漢
字がいくつか定義されている。これらの漢字は、かなり特殊な文字だと思わ
れる。これらの中華漢字の一部が絵文字フォントのコードと重なっている。
・Xperia pro/mini proでは、フォントの参照順が、以下のようになっている
らしい。
DroidSans.ttf → DroidSansSemc.ttf、DroidSansSemcCJK.ttf
→ DroidSansJapanese.ttf → DroidSansFallback.ttf
この為、いくつかの絵文字は、同一コードの文字をDroidSansSemcCJK.ttf内
で先に見つけてしまい、絵文字が表示されず変な漢字が出てきてしまう。
・絵文字をすべて正常に表示させるには、DroidSansSemcCJK.ttfが邪魔になる
ので、リネームしてシステム側から参照されないようにする。
・リネームした弊害として、いくつかの特殊な中華漢字が表示されなくなるが
通常のWebサイトの参照等で、問題になる事は非常にまれだと思われる。
この辺が気になる場合は、DroidSansSemcCJK.ttfに収納されている中華漢字
を直接調べてみて欲しい。
端末側での作業:
事前に、端末エミュレーターのアプリをインストールして、必要な設定をしてお
く事。端末エミュレーターとして使えるアプリには。以下のものがある。
Android Terminal Emulator
ConnectBot
おすすめは、Terminal Emulator。最近、UTF8対応が完了したそうで、日本語の
入力も表示もできるようになった。日本語表示の為にConnectBotを使っていた場
合は、いい機会なので、Terminal Emulatorに乗り換えることをおすすめする。
端末エミュレーターを起動後、以下のコマンドを実行(行頭の「$ 」や「# 」は
プロンプトなので、それ以降を入力)。
===
$ su
# sh /sdcard/fonts/cpfonts.sh
# reboot
===
端末が再起動するのを待って、作業終了。
表示確認:
日本語フォントが正常に表示されるかは、たとえば「写」をテキストエディタで
入力・表示してみれば良い。
絵文字の確認は、標準のブラウザーでこの辺でも表示してみれば良いだろう。
ドコモ絵文字 http://code.cside.com/i-mode/emojimode/
ソフトバンク絵文字 http://code.cside.com/softbank/
すべての絵文字が正しく表示されていれば、大成功だ。
絵文字の入力:
テキストエディタやメール等で、絵文字を入力したい場合、nicoWnnG IMEが
かなり便利だ。ハードキーボードからでも、「Sym」キーを何度か押すと絵文字
一覧が出るので、そのまま入力すると良い。ただし、ドコモ絵文字かソフト
バンク絵文字かは意識して使用する事。
※今回、フォントのマージに関して、以下のサイトを参考にさせてもらった。
絵文字入り DroidSans.ttf と DroidSans-Bold.ttf
http://kadrinche.la/2011/05/22/droidsans-ttf-with-smiley/
ザインが中華圏のものとなっていて、日本人にはかなり違和感がある。ちゃんとし
た日本語の漢字フォントを導入してしまおう。ついでに、ケータイ絵文字のフォン
トも導入しておくと何かと便利。
この作業は、要rootedなので、事前にrootを取っておくこと。busyboxも必ず導入
しておくこと(busyboxは/system/xbinにリンクを展開しておくこと)。
主な作業は、Windows PCで行っているので、他の環境で行う場合は、独自に対応し
て欲しい。特定のフォントを使って説明しているが、他に好みのフォントがある場
合は、フォント名を読み替えて、同様にやってみると良いだろう。
※注意事項
以下、すべて自己責任で行うこと。端末が動作しなくなったり、何らかの動作不
良となった場合でも、一切の保証は行わないので、そのことを了承した上で操作
する事。
※Xperia pro/mini proでは、DroidSansFallback.ttfにCJK(中華圏、日本、韓国)
フォントが入っている。絵文字フォントを使うためにDroidSansFallback.ttfを
絵文字フォントで入れ替えると、中華漢字やハングルが表示できなくなってしま
う。絵文字フォントは、DroidSansJapanese.ttf側にマージした方が良い。以下、
マージの手順も含めて説明する。
使用するフォント:
以下の2つのフォントを使用する。
(1) Migu 1M
このフォントの特徴は…
・テキストエディタで利用しやすい「等幅フォント」である。
・半濁点(゜)を大きくしていて、濁点(゛)と判別しやすい。
・漢数字の「一」と長音記号「ー」の字形の差がしっかりしている。
(2) 絵文字結合済みフォント Helvetica
これは、絵文字入りフォント。アニメーションなしで白黒表示になるが、絵文
字が表示できるので、ケータイ向けWebサイトの表示やケータイメールを受け
た時等で便利。
フォントの入手先:
(1) Migu 1M
M+とIPAの合成フォント
http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/
ここの「DOWNLOAD」より、以下の「Migu 1M」のZIPファイルをダウンロードす
る。
migu-1m-20111002.zip (2012/01/23現在の最新ファイル)
これを展開して「migu-1m-regular.ttf」を取り出す。
(2) 絵文字結合済みフォント Helvetica
iPhoneにも絵文字を!
http://cova.sakura.ne.jp/sb/
ここの「絵文字結合済みフォント(emoji_font.zip)」をダウンロードする。
これを展開して「Helvetica.ttf」を取り出す。
フォントマージツール:
fontforge というツールを使用する。以下から入手してインストールしておく。
http://www.geocities.jp/meir000/fontforge/
フォントのマージ:
1)フォントファイルを開く
fontforgeでHelvetica.ttfとmigu-1m-regular.ttfを開く。
fontforgeを起動すると、「フォントを開く」の画面になるので、ファイルを
選択してHelvetica.ttfを開く。
続いて、[ファイル]→[開く]で、また「フォントを開く」の画面になるので、
migu-1m-regular.ttfを開く。
これで、2つのフォントが同時に開いた状態になる。
2)フォントのサイズ調整
それぞれのフォントの定義サイズが異なるので、そのままマージすると表示し
た時に、絵文字のサイズだけ異常になる。両方のフォント情報を確認して、サ
イズ調整を行う。フォント情報は、[エレメント]→[フォント情報]で確認でき
る。ここの[一般情報]を見て、Helvetica.ttfのサイズをmigu-1m-regular.ttf
に合わせて調整しよう。
具体的には、Helvetica.ttfの[エレメント]→[フォント情報]で、[一般情報]
を表示して、以下の項目を変更する。
[高さ] 1638 → 860
[深さ] 410 → 140
[下線の位置] -105 → -100
[Height] 101 → 50
以上の変更をしたら、[OK]で、フォント全体のグリフの変形(サイズ変更)が始
まるので、終了するまで待つ。
3)絵文字のグリフをmigu-1m-regular.ttfへコピー
Helvetica.ttfの57345文字目(U+E001)から57434文字目(U+E05A)を選択してコ
ピー(Ctrl+C)する。
migu-1m-regular.ttfの57345文字目を選択して貼り付ける(Ctrl + V)。これで
57434文字目(U+E05A)まで絵文字が入る。
同様に、下記の範囲の絵文字をすべてコピーして貼り付ける。
57345(U+E001) ~ 57434(U+E05A) (これは、上記の説明で示した領域)
57601(U+E101) ~ 57690(U+E15A)
57857(U+E201) ~ 57939(U+E253)
58113(U+E301) ~ 58189(U+E34D)
58369(U+E401) ~ 58444(U+E44C)
58625(U+E501) ~ 58679(U+E537)
58942(U+E63E) ~ 59223(U+E757)
63743(U+F8FF)
これで、絵文字のマージが終わったので、マージしたフォントをファイルに
出力する。migu-1m-regular.ttf側で、[ファイル] → [フォントを出力]で
フォントファイルの名前を「DroidSansJapanese.ttf」、フォントタイプは
「TrueType」で[ビットマップフォント無し」として、「保存」する。警告メ
ッセージやエラーメッセージが出るが気にせず続行して最終的に「保存」す
れば良い。
最後に、fontforgeを終了させる。[ファイル]→[終了]で、[保存しない]を
選択して終了させる。
以上で、絵文字がマージされたフォントファイルDroidSansJapanese.ttfが完
成。
入れ替えの準備:
以下の内容のファイルをテキストエディタで作成しておく(改行コードはLFのみ
とすること)。
ファイル名: cpfonts.sh
このファイルは、ここからダウンロードできるようにしておいた。
内容: (行頭の#や$も意味があるので、略さず入れる事)
===
#!/system/bin/sh
bin=/system/bin
bbx=/system/xbin
$bin/mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock0 /system
echo "-- Copy DroidSansJapanese.ttf."
$bbx/cp /sdcard/fonts/DroidSansJapanese.ttf /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf
$bin/chmod 644 /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf
$bin/chown root.root /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf
if [ -e /system/fonts/DroidSansSemcCJK.ttf ]; then
echo "** Rename DroidSansSemcCJK.ttf to DroidSansSemcCJK.ttf.sv."
$bin/mv /system/fonts/DroidSansSemcCJK.ttf /system/fonts/DroidSansSemcCJK.ttf.sv
fi
# reboot
===
端末側のmicroSDカードを取り出して、PC側に入れる。
microSDカードに「fonts」フォルダーを作成する。
以上で作成した2つのファイル「DroidSansJapanese.ttf、cpfonts.sh」を
microSDカードのfontsフォルダーにコピーする。
microSDカードをPCから取り出して、端末側に戻す。
※上記のcpfonts.shで、DroidSansSemcCJK.ttfをリネームしている。これは以下
の理由からである。
・DroidSansSemcCJK.ttfには、DroidSansFallback.ttfに入っていない中華漢
字がいくつか定義されている。これらの漢字は、かなり特殊な文字だと思わ
れる。これらの中華漢字の一部が絵文字フォントのコードと重なっている。
・Xperia pro/mini proでは、フォントの参照順が、以下のようになっている
らしい。
DroidSans.ttf → DroidSansSemc.ttf、DroidSansSemcCJK.ttf
→ DroidSansJapanese.ttf → DroidSansFallback.ttf
この為、いくつかの絵文字は、同一コードの文字をDroidSansSemcCJK.ttf内
で先に見つけてしまい、絵文字が表示されず変な漢字が出てきてしまう。
・絵文字をすべて正常に表示させるには、DroidSansSemcCJK.ttfが邪魔になる
ので、リネームしてシステム側から参照されないようにする。
・リネームした弊害として、いくつかの特殊な中華漢字が表示されなくなるが
通常のWebサイトの参照等で、問題になる事は非常にまれだと思われる。
この辺が気になる場合は、DroidSansSemcCJK.ttfに収納されている中華漢字
を直接調べてみて欲しい。
端末側での作業:
事前に、端末エミュレーターのアプリをインストールして、必要な設定をしてお
く事。端末エミュレーターとして使えるアプリには。以下のものがある。
Android Terminal Emulator
ConnectBot
おすすめは、Terminal Emulator。最近、UTF8対応が完了したそうで、日本語の
入力も表示もできるようになった。日本語表示の為にConnectBotを使っていた場
合は、いい機会なので、Terminal Emulatorに乗り換えることをおすすめする。
端末エミュレーターを起動後、以下のコマンドを実行(行頭の「$ 」や「# 」は
プロンプトなので、それ以降を入力)。
===
$ su
# sh /sdcard/fonts/cpfonts.sh
# reboot
===
端末が再起動するのを待って、作業終了。
表示確認:
日本語フォントが正常に表示されるかは、たとえば「写」をテキストエディタで
入力・表示してみれば良い。
絵文字の確認は、標準のブラウザーでこの辺でも表示してみれば良いだろう。
ドコモ絵文字 http://code.cside.com/i-mode/emojimode/
ソフトバンク絵文字 http://code.cside.com/softbank/
すべての絵文字が正しく表示されていれば、大成功だ。
絵文字の入力:
テキストエディタやメール等で、絵文字を入力したい場合、nicoWnnG IMEが
かなり便利だ。ハードキーボードからでも、「Sym」キーを何度か押すと絵文字
一覧が出るので、そのまま入力すると良い。ただし、ドコモ絵文字かソフト
バンク絵文字かは意識して使用する事。
※今回、フォントのマージに関して、以下のサイトを参考にさせてもらった。
絵文字入り DroidSans.ttf と DroidSans-Bold.ttf
http://kadrinche.la/2011/05/22/droidsans-ttf-with-smiley/
Xperia pro(MK16i)へのClockworkModの導入 ― 2012/01/29 14:29
CWM(ClockWorkMod Recovery)は、Xperia単体で本体ソフトウエアのバックアップが
取れる便利なツールである。「Xperia CWM Auto-Instaler」(Andriodアプリ)が登
場して、CWMの導入が簡単に行えるようになったはずだが、これ、mini proでは使
えるが、proはサポート外と言われて使えない(本文を執筆時点で)。仕方ないので、
CWMを手動で導入することにする。
※注意事項
以下、すべて自己責任で行うこと。端末が動作しなくなったり、何らかの動作不
良となった場合でも、一切の保証は行わないので、そのことを了承した上で操作
する事。
Linuxのコマンドレベルでの操作となるので、Linuxの知識が無い場合は、事前に
良く勉強しておく事。
1)CWMの入手
以下のサイトから、CWMを入手する。
[RECOVERY][14/11/11] 5.0.2.7-nAa-r2 ClockworkMod for Stock Xperia Mini/Pro/Active/Arc
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1345741
ここの
Installation
Download CWM from here and extract its contents.
の所から、「CWM-5.0.2.7-nAa-r2.tar」をダウンロード。
これを展開すると…
system/bin/chargemon
charger
recovery.tar
xbin/sh
以上の4つのファイルが出てくる。
これらを、microSDカードにコピーして、Xperia proに持っていく。以下、説明の
都合で、4つのファイルともにmicroSDカードのルートフォルダーに入れたものと
して説明する。
2)準備
先ず、Xperia proは、事前に「root取り」を行っておく。やり方は、以下を参照
の事(ブートローダーのアンロックは不要!)。
[NEW][26/OCT/2011][ROOTING] Xperia 2011 Easy Rooting Toolkit [v1.0](zergRush Exploit)
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1320350
なお、本体のソフトウエアがビルド番号4.0.2.A.0.58まではこれでrootが取れる
が、最新(2012/01/28時点)の4.0.2.A.0.62に上げてしまった場合はrootが取れな
くなるので、要注意だ。上げてしまったら、ブートローダーのアンロックとかで
rootを取るとか、自力で解決するしかないだろう。
端末エミュレータもインストールしておくこと。マーケットから以下のアプリを
インストールしておく。
Android Terminal Emulator
3)CWMの導入
Xperia proで、端末エミュレータを起動して以下のコマンドを実行する。なお、
「$ 」や「# 」は、シェルが表示するプロンプトなので、入力しない事。
$ su
# mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock0 /system
# mv /system/bin/chargemon /system/bin/chargemon.org
# cp /sdcard/chargemon /system/bin/chargemon
# chmod 755 /system/bin/chargemon
# chown root.shell /system/bin/chargemon
# cp /sdcard/charger /system/bin/charger
# chmod 755 /system/bin/charger
# chown root.shell /system/bin/charger
# cp /sdcard/recovery.tar /system/bin/recovery.tar
# chmod 755 /system/bin/recovery.tar
# chown root.root /system/bin/recovery.tar
# mv /system/xbin/sh /system/xbin/sh.org
# cp /sdcard/sh /system/xbin/sh
# chmod 755 /system/xbin/sh
# chown root.root /system/xbin/sh
# reboot
以上で、再起動して正常に立ち上がればCWMの導入は成功だ。立ち上がらないよ
うなら、SEUSで再初期化して復旧させる等、自力で解決する事。
4)CWMの起動
Xperia proの電源を切って、再起動する。「Sony Ericsson」のロゴが出ている
間に、画面を何度かタッチする。そうすると、CWMのメニュー画面が表示される。
CWMの使い方は、いろいろなサイトで解説されているので、それらを参考にする
こと。
なお、CWMの入手先(xda-developers)には、「ボリュームダウンのボタンを何度
か押す」という記載があるが、それだと起動できなかった。
取れる便利なツールである。「Xperia CWM Auto-Instaler」(Andriodアプリ)が登
場して、CWMの導入が簡単に行えるようになったはずだが、これ、mini proでは使
えるが、proはサポート外と言われて使えない(本文を執筆時点で)。仕方ないので、
CWMを手動で導入することにする。
※注意事項
以下、すべて自己責任で行うこと。端末が動作しなくなったり、何らかの動作不
良となった場合でも、一切の保証は行わないので、そのことを了承した上で操作
する事。
Linuxのコマンドレベルでの操作となるので、Linuxの知識が無い場合は、事前に
良く勉強しておく事。
1)CWMの入手
以下のサイトから、CWMを入手する。
[RECOVERY][14/11/11] 5.0.2.7-nAa-r2 ClockworkMod for Stock Xperia Mini/Pro/Active/Arc
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1345741
ここの
Installation
Download CWM from here and extract its contents.
の所から、「CWM-5.0.2.7-nAa-r2.tar」をダウンロード。
これを展開すると…
system/bin/chargemon
charger
recovery.tar
xbin/sh
以上の4つのファイルが出てくる。
これらを、microSDカードにコピーして、Xperia proに持っていく。以下、説明の
都合で、4つのファイルともにmicroSDカードのルートフォルダーに入れたものと
して説明する。
2)準備
先ず、Xperia proは、事前に「root取り」を行っておく。やり方は、以下を参照
の事(ブートローダーのアンロックは不要!)。
[NEW][26/OCT/2011][ROOTING] Xperia 2011 Easy Rooting Toolkit [v1.0](zergRush Exploit)
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1320350
なお、本体のソフトウエアがビルド番号4.0.2.A.0.58まではこれでrootが取れる
が、最新(2012/01/28時点)の4.0.2.A.0.62に上げてしまった場合はrootが取れな
くなるので、要注意だ。上げてしまったら、ブートローダーのアンロックとかで
rootを取るとか、自力で解決するしかないだろう。
端末エミュレータもインストールしておくこと。マーケットから以下のアプリを
インストールしておく。
Android Terminal Emulator
3)CWMの導入
Xperia proで、端末エミュレータを起動して以下のコマンドを実行する。なお、
「$ 」や「# 」は、シェルが表示するプロンプトなので、入力しない事。
$ su
# mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock0 /system
# mv /system/bin/chargemon /system/bin/chargemon.org
# cp /sdcard/chargemon /system/bin/chargemon
# chmod 755 /system/bin/chargemon
# chown root.shell /system/bin/chargemon
# cp /sdcard/charger /system/bin/charger
# chmod 755 /system/bin/charger
# chown root.shell /system/bin/charger
# cp /sdcard/recovery.tar /system/bin/recovery.tar
# chmod 755 /system/bin/recovery.tar
# chown root.root /system/bin/recovery.tar
# mv /system/xbin/sh /system/xbin/sh.org
# cp /sdcard/sh /system/xbin/sh
# chmod 755 /system/xbin/sh
# chown root.root /system/xbin/sh
# reboot
以上で、再起動して正常に立ち上がればCWMの導入は成功だ。立ち上がらないよ
うなら、SEUSで再初期化して復旧させる等、自力で解決する事。
4)CWMの起動
Xperia proの電源を切って、再起動する。「Sony Ericsson」のロゴが出ている
間に、画面を何度かタッチする。そうすると、CWMのメニュー画面が表示される。
CWMの使い方は、いろいろなサイトで解説されているので、それらを参考にする
こと。
なお、CWMの入手先(xda-developers)には、「ボリュームダウンのボタンを何度
か押す」という記載があるが、それだと起動できなかった。
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